![世田谷美術館「ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男」](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sc385585eea1b612e/image/ie86df4c56afa5188/version/1545488880/%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8E-%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AA-%E5%BD%B9%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%84%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7.png)
先週末に都内へ出かけ、世田谷美術館の展示【ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男】を観てきました。
ブルーノ・ムナーリはイタリアの美術家です。絵本の分野で名前を聞くことが多かったので絵本がメインの展示かと思っていたのですが、彼が活動していたイタリア未来派のテーマである「動き・変化の表現への試み」がわかりやすく展開されていました。「平面上でどのように動きや奥行き(レイヤー)を表現したか」という点で観ていくと、アニメーションやモーショングラフィックのルーツが学べる内容になっていると思います。東京オリンピック期の日本のグラフィックデザインにも影響を与 えた作家ということで、グラフィックデザインやモーショングラフィックが好きな人はより深く楽しめるかもしれません。
ちなみに、最後にちょっとだけ玩具で遊べるコーナーがあるのですが、触っていると自分でも玩具を作ってみたくなりました。色々な刺激があっておすすめの展示です。
ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男 | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM
イタリアの画家にして、デザイナー、さらには絵本を多数制作し、子どものための造形教育にも力を注いだ、ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)。その多彩な活動を短い言葉で表すのは困難ですが、その作品は、どんなジャンルのものであってもシンプルな考え方から作られており、誰にでも(大人でも、子どもでも)親しめるものとなっています。本展覧会では、イタリア未来派に始まるムナーリの活動を、約300点の作品で...
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